INTI report

「広いおでこ」も「植毛手術後の傷跡」もカットでカバーできます。


今回は植毛手術後のヘアカットについてお話ししたいと思います。

 

植毛手術は手術の効率性を高めるため、後頭部のドナー採取部を短く刈る必要があります。

 

短く刈り上げられた後頭部は、ヘアシートという部分かつらをつけて隠すのですが、髪が一定の長さより短い方はヘアシートをつけることができません。

 

そうすると術後の後頭部はこのような状態になります。

この状態では翌日からの生活に支障が出ることと思います。

 

また、前の移植部には痛々しい傷がしばらく残ります。
 

この状態になると大体の方は軽くパニックになります。

 

明日からどうしよう。

 

明らかに変な髪型だ。。

 

当店にはそのようなお客様が多くご来店されます。

 

 

 

まずはじめにお伝えしておきます。

 

 

 

1度のカットで普通の髪型に戻すことは不可能です。

 

 

 

それはいくつかの原因があります。

 

 

①後頭部が短く刈られすぎている。

大体の植毛クリニックでは後頭部は1mmの長さに刈られます。

 

 

②後頭部の刈られる範囲が広すぎる。

2ブロックで対処できないほど上の方まで刈られることが多いようです。

 

 

③前髪で傷を隠さなければならない。

前髪には移植部の傷を隠すくらいの長さは残さなければなりません。

 

 

 

これらの条件をすべてクリアする髪型をデザインすることは大変ハードルが高いのですが、数多くの様々な症例を見て試行錯誤を繰り返してきた私たちは、明日からの生活に支障が出ない髪型に近づけることが可能です。

 

 

ただし、いわゆる普通の髪型になるのは3回目のカットの時だとお考え下さい。

 

 

それでは以下がカット前とカット後のヘアデザインになります。

 

 

 

ご覧ください。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

術後1回目のカットという設定ですので、2ブロックの中の毛が短く普通の髪型より少し奇抜ですが2回、3回とカットをしていけば普通の髪型に戻すことが可能です。

 

 

また、生え際の刈り込んでいる部分のデザインはM字が気になる方や、おでこが広くてお悩みの方にも応用できるカットテクニックを用いています。

 

 

日々のヘアデザインのご相談はもちろん、薄毛・AGAのことや植毛手術、治療、クリニックのことなど何でもご相談ください。

豊富な知識を持った専門のスタッフが親身になってアドバイスいたします。




 

 


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