INTI report

【頭皮 カバー】美容師目線、ヘアタトゥーについて

こんにちは、INTI大阪本町の田中です。

今回は美容師目線から見たヘアタトゥーについて書かせていただきます。



まずヘアタトゥーとは

言葉通り頭皮に入れる刺青のことですが、

おしゃれが目的ではなく薄毛カバーのためのタトゥーです。


頭皮に髪を剃った毛穴のような細かいドットを入れて

透けやすい部分の肌の色が目立たないようにしたり

剃りたてのスキンヘッドのように見せる技術です。


生え際、つむじ周り、分け目など部分的にする場合や

頭頂部全体的にする場合、

円形脱毛や植毛手術のドナー採取の痕に行う場合もあります。





身体に入れる刺青とは別の専用のインクを

皮膚の浅い部分、0.02〜0.03ミリの表皮に入れるため

真皮層の毛根を傷つけることはないとされています。


しかし、肌の代謝によって薄れていく可能性は高く

完全に無くなることはなくとも、

定期的にメンテナンスは必要になります。




薄毛カバーとしては比較的新しい技術になりますが

専門で行っているクリニックや機関などはあり

検索すればホームページも多く上がりますので

詳細が気になる方はぜひ一度、検索してみてください。



ここからは美容師目線でのお話になりますが

INTIにもヘアタトゥーを受けられたお客様もご来店されます。


肌の色を目立たせないカバー力としては非常に優れています



髪の密度にもよりますが

分け目やつむじなど、ある程度長い毛の根本に施したヘアタトゥーは

美容師くらい近い距離で見ない限りはわからず

日常生活で気付く可能性は低いと思います。

実際にご来店されて初見では気づかず

カウンセリングで頭皮を見させていただき

初めて気づくこともあります。


ただ、スキンヘッドの場合

あくまでタトゥーは平面なので

周りの髪が数ミリ伸びると目立つ可能性は高いです。





髪の毛は一週間で平均3ミリ伸びます。

最低でも一週間に1回〜2回刈る必要があります。

なかなか維持が大変なので

カバーする髪型が可能であればその方が良いと思います。

おすすめの髪型は

短めでツンツンした髪型よりも

少し長さがあってふんわりできるくらいの髪型が良いです。

地肌と髪表面の間に高さを作れればより目立ちにくくなります。





適切に使用すれば問題ないのですが

増毛用の黒いパウダーだと量を多くかけると

見た目に粉っぽくなってしまう場合があったり

地肌を黒くするスプレーも物によっては

テカリが出てしまうこともありますが

ヘアタトゥーは地肌に適度な隙間がある分、より自然に見せることができます。






ヘアタトゥーの施術から数年たった場合に起こり得る事として

もちろん体質によりますが

ドットがぼやけてくることもありますし

使うインクにもよると思いますが

若干、青っぽくなってくる方もいます。


生え際に部分的に施した場合は

生え際の後退があればその部分だけヘアタトゥーが

孤立してしまうことは十分考えられます。


メリットは大きいですが、一度行えば簡単には消せないので

専門の機関で十分なカウンセリング

納得の上、施術されることをお勧めいたします。



お読みいただきありがとうございます。

少しでもお役に立てていただければと思います。



田中

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