スタッフ紹介

小波津 亮

小波津 亮
RYO KOHATSU

ポジション INTI 東京 Designer
血液型 B型
趣味 ドライブ、筋トレ
自分の悩み 直毛、軟毛
自分にキャッチ
コピーをつけると
走りながら考える男
他のスタッフからの印象 こだわりが強い

幼少時代

幼少時代1

私は東京都江戸川区で生まれ育ちました。後に弟と妹が生まれて3人兄弟の長男として過ごしてきました。幼い頃から習い事はたくさんやっていました。ピアノ、書道、水泳などいろんな習い事をやった中で1番好きだったのが野球でした。
小学2年生の頃に友達に誘われたのがきっかけで社会人になるまで15年間続けました。ポジションは内野手で主にセカンド、たまにサードやショートも守っていました。特にバッティングが好きで小学6年生の時のリーグ戦で首位打者と ベストナインに選ばれ、地域の選抜チームに選出されました。
その選抜チームでも活躍し、軟式野球の日本代表として1週間という短い期間でしたが、オーストラリアへ海を渡りました。人生で初めての海外だったのでとてもワクワクしてたのを思い出します。

幼少時代1

この日は卒業式を終えてその日のうちに成田空港から出発し、飛行機の中で寝てるとあっという間にオーストラリアに着きました。問題は現地のホストファミリーと1週間生活を共にするのですが、当然日本語は通じません。
事前に外国語のレッスンを受けて少し話せる練習はしていましたがそれでも相手の話すことを完璧に理解するのは難しかったです。なのでジェスチャーを交えながらなんとか意思表示を行いホストファミリーの子供もオーストラリア代表だったのですが、 短い期間で仲良くなることができました。
野球の試合は滞在中に10試合ほど行いましたが、雨で試合が中止になる日もあり多い時には1日に3試合行う日もありました。朝から夕方まで試合をして疲れましたがそれでも野球は好きだったので楽しかったです。
食事面では日本にいた時は毎日お米を食べるのが日課でしたがオーストラリアにいた時は一切食べず、ホストファミリーとの食事は主にパンでした。しかし日本のパンとは味が違い、口に合わなかったわけではないですが日本のパンの美味しさを実感すること ができました。
ちなみに帰国して家に帰ったら真っ先にお米を食べました。この1週間は人生の中でも大切な思い出になっています。

学生時代

学生時代1

中学生になると野球部に入部しました。小学生の頃は週末に野球をやっていましたが、中学生になると部活漬けの日々が続いていたため、あまり友達と遊ぶ時間はありませんでした。
しかしその努力も虚しくチームとしては3年間地区大会を勝ち抜けず都大会に出ることはできませんでした。その悔しい思いから高校では甲子園の出場を目標とし、都内の強豪私立に入学しました。残念ながらレギュラー部員ではありませんが3年最後の夏に甲子園に出場し、熱い 声援を全力で部員に送りました。今でも夏になり熱闘甲子園をみて目頭が熱くなります。余談をすると高校はスポーツコースだったので、3年間男子だけのクラスでした。野球部以外でも坊主のクラブがあったのでクラスの8割は坊主でした。
もちろんこの頃はいじる髪がなかったので美容師になることは想像もしていませんでした。高校を卒業してなんとなく大学に進学し、ずっと坊主だった髪を伸ばしたいと思い始めました。友達に紹介してもらい、人生で初めて美容院に行きました
店内は今まで通っていた床屋とは違いすごくお洒落に感じ、担当のスタイリストの方もなんだかかっこよく思え、今思うとこれが美容師を目指すきっかけとなりました。大学生活はサークル活動したり週末は飲み会に行ったり時には オールで車を運転して地方に友達と出かけたりいわゆる大学生ライフをとても楽しんでいました。

学生時代1

一方で将来のことを何も考えず、ただ遊んでいる自分のままではダメだと自覚し、そこから将来のことについて真剣に考えるようになりました。
導き出した答えが美容師になるということでした。大学生になってから今まで視野になかった美容やファッションという分野に興味を持つようになり、好きなことを仕事にしたいと思ったからです。そこから大学を中退し、美容学校に入学 しました。周りは高校を卒業したばかりの子が多く歳下ばかりでしたが、歳なんて気にしないほど仲良くなりました。美容学校時代の友達は今でも仲間でありライバルのようなかけがえのない存在です。2年間勉強して無事に国家試験を合格 し、美容師として社会人を迎えることができました。

修業時代

修業時代

美容学生の頃は進路の方向性に迷ったため、担任の先生に相談し、とあるサロンを紹介してもらいそこにまずはお客さんとして行きました。担当してもらったスタイリストさんの対応がとても良く、サロンの雰囲気も気に入ったので面接 を受け無事に内定をもらい、丸の内エリアへの配属となりました。最初は掃除などの雑用から始まり、毎日のシャンプー練習で手が荒れる日々が続きました。
ようやくシャンプーのテストが合格し喜んだのも束の間、次はカラーの塗りとブローの練習が始まりました。営業後に練習するためなかなかご飯を食べる時間を確保できず、入社してから2ヶ月で体重が7キロ落ちました。美容師になることを志してからこの業界が厳しいという認識はもちろんありましたが、先輩 達が当たり前にしている技術の取得はかなりの努力を要しました。
当時は美容師が向いてないのかなと落ち込むことも多かったですが、振り返ると自分でも吸収しきれなかった部分もたくさんありました。

修業時代

そんな時、嘘のような話ですが芸能人の担当ヘアメイクと繋がりがある方と偶然飲み屋で知り合う機会があり、その方を紹介してもらえることになりました。
環境を変えて学び直すことを決め、意を決して面接を受けた結果晴れてヘアメイクの見習いとして表参道のサロンで働くことになりました。
美容師として働きながら撮影の現場にも行く日々が始まり休みはほぼありませんでした。それでも毎日が刺激的で学ぶことが多くとても充実した日々を過ごせました。
特にテレビや雑誌で見るような芸能人を目の前にして仕事をするときは緊張感で背筋が伸びました。アシスタントの自分ができることは限られていましたが、接客や道具の置き方までとにかく1つ1つの細かいところまで覚えることに必死でした。
しかしそんな日々もコロナの影響によって一変します。大好きだったヘアメイクの現場の仕事がなくなり、美容院も一時休業しました。その後も出勤を制限されて約3ヶ月自宅待機の日々が続きました。当時はこの状態がいつまで続くかわからず、 とてつもなく長く感じたこの期間に毎日不安に押しつぶされ、やるせない気持ちになり、ついには美容院も辞めてしまいました。誰にも相談もせず辞めてしまったので、正直やり切れなかった心残りもあります。

スタイリスト時代

スタイリスト時代

次に勤めたのは上野エリアにあるサロンでした。
社会人になって最初に勤めたサロンの先輩がそこで店長をやっていたので、先輩の紹介で入社します。
そこではスタイリストが最初のカウンセリングから最後の仕上げまでお客様を担当するためアシスタントがいないお店でした。なので店長にマンツーマンで技術を教わり、実際にヘアモデルさんを呼び仕上がりを店長にチェックしてもらい、1つ1つの課題をクリアしながらスタイリストとして技術を磨く日々が続きました。
そしてい よいよスタイリストデビューする日がやってきます。前日の夜は緊張してあまり寝れませんでした。
デビュー当日はたくさんのお客様を担当してあっという間に時間が過ぎました。デビューしてからも継続して学ぶことは大切だと思い、カット講習に行ったりして日々勉強していました。指名も少しずつ増えていき美容師の楽しさをスタイリストになって初めて知ることができました。
お客さんは10代から60代まで幅広く来客いただき、リピートで指名で来てくれる人はどういうヘアスタイルが好みでどういう仕上がりを求めてくるのか徐々にわかるようになってきました。しかし自分ができる技術が理想に達しておらず お客様が求めるヘアスタイルができない時はすごくもどかしかったです。

スタイリスト時代

なんとかスキルアップしていきたい気持ちもありましたが、今いる美容院は業務委託で働いてる美容師が多く在籍していたため、若手の自分だけで学んでいくのも限界に感じました。
そんな思いがあった一方で周りの先輩方の淡々とした接客やサロンが求める仕上がり の高さよりスピード重視の体制に疑問を感じ、今の自分は目指していた美容師像とのズレに気づき転職することを決断しました。真っ向から髪の毛やお客様と向き合い求められる仕上がりも高いようなサロンで働くことを目指しました。
そんな時、 登録していた求人サイトで1件のサロンに目が留まりました。それがINTIでした。

INTI時代

INTI時代

もともとメンズのカットやセットをすることは好きでしたが、調べていく中で薄毛に悩む男性の為の美容院があるということがわかりました。
それがINTIでした。
実際にお店へ見学しに行った際にお会いしたのが佐藤真吾さんです。真吾さんは私が表参道で働いていたサロンのオーナーと知り合いという共通点があり、すぐに打ち解けました。その後代表の宮本さんとお話をさせていただきお店のコンセプトや美容に対する熱意に心を動かされ、今後美容師としてここで働いて成長したいという気持ちになりINTIに入社することを決断します。
実際に入社してみるとホームページにあるヘアカタログの写真ような圧倒的な技術力と、それが多くのお客様にも認められていることに驚かされました。カットの技術が高いことはもちろんですがお客様の悩みやコンプレックスに寄り添う心遣いも日々学んでいます。加えて髪の毛の根本的な知識も必要です。

INTI時代

INTIのデザイナーの一員となるためにまずは初心に帰りメンズカットを一から学び直しました。INTIには社員が高い技術を身につけるためのカリキュラムがあるのですが、理論的で、かつ1ミリ単位のこだわりのある繊細さを改めて驚きました。やればやるほど先輩達の技術力の高さを痛感しますが、課題をクリアするごとに学ぶ楽しさもあります。
先輩達が練習を見て技術チェックをしてくれるので着実に技術向上ができます。他にも講習会があり専門知識やカウンセリングの仕方など接客のことも学ぶことができます。
INTIのスタッフは「ヘアデザインで人生を変える」というコンセプトを叶える為に全員が同じ方向を向いています。熱意があって向上心もあって見習うことばかりです。営業中もお客様を第一に考えてスタッフ同士でしっかりコミュニケーションを取っています。
私も1日でも早くお客様に喜んでいただけるよう日々精進してまいります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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