こんにちは！

INITI梅田/毛髪診断士の阿具根です。

今回はM字薄毛でお困りのモデルさんの

お悩みをカバーするヘアスタイルの解説をさせていただきます。

その前に前回もお伝えしましたが

AGAには種類があります。

一般的に【M字】【O字】【U字】はご存知の方も多いかもしれません。

しかしもっと細分化するとAGAにはパターン化が７種類(ハミルトン・ノーウッド分類)あります。
 

①型　　生え際から薄毛になり始め、M字型になりはじめる。

②型　　①が進行し、よりM字型の切り込みが深くなる

③型　　②からさらに進行した型。M字の切り込みがより深くなり、頭頂部も軟毛化し、髪質が細くなり始める。

④型　　③より生え際が後退。頭頂部にO字の範囲も拡大。

⑤型　　④がさらに進行。生え際が頭頂部に達しかけ、O字の範囲も拡大する。

⑥型　　生え際とO字の箇所が繋がり、側頭部と後頭部にのみ毛が残る。

⑦型　　⑥型が更に進行。側頭部の毛も薄毛が進み始める。

今回のモデルさんは③型に分類されます。

一般的な美容室ですと、提案されずただ短くされたりカバーする髪の毛を切られたりして

全くカバーされないことが多いです。

INTIでは独自カットでコンプレックスをカバーしていきます。

わかりやすいようにBefore、Afterで比べてみます。

【Before】


 

１　前髪の毛を両サイドに持っていきながらカバーしようとしてるがカバーできていない！

２　両サイド、襟足付近が毛量が多くてM字を強調させている！

３　つむじ周りは薄毛ではないが、ブローやスタイリング剤をしてないので薄毛っぽく見えている！

上記の3点を改善する事で薄毛を薄毛でないように見せていきます。

【After】





 

１　前髪を分ける位置は同じですが、あくまでも前髪を下ろしながらカバーしていきます！

　　ここで大事なのは、M字からつむじの間の髪の毛をM字の方向に流してあげることでカバー力アップします。

２　サイド、襟足は頭頂部や前髪に比べてボリュームが出やすくなります。

　　そうなると頭頂部や前髪の薄毛が目立ちやすくなります。

　　刈り上げることでサイド、襟足にも透け感が出て、頭頂部、前髪とのバランスも良くなり薄毛を目立たせなくなります。

３　乾かし方次第でボリュームを出すことが可能。

　　乾かす際は根本を優しくなでて乾かしたり、髪の毛を垂直に立ち上げて乾かすことでボリュームアップが可能となります。

今回使用した

スタイリング剤は【デューサーWAX・アリミノジェル(３：１)】


 

ハードスプレーは【ヘリオススプレー】

以上が今回のモデルさんの解説になります。

皆様の参考になれれば幸いです。

INTI  阿具根

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