こんにちは、INTI大阪の田中です。

早速ですが、モデルさん（M字・O字・くせ毛）にご協力頂き

＜前編、前頭部＞、＜後編、頭頂部＞の二回に分けて書かせていただきます。

今回は＜前編、前頭部＞M字についてreportさせていただきます。


M字の薄毛の方の中には前頭部にまばらに残った前髪が透けて

よりM字部分を強調させてしまっている髪型の方が多いと感じます。

長さを残してカバーしたい気持ちももちろん分かるのですが

毛周期の乱れから細くなった毛が短いもの長いものと入り乱れ

それを下ろした場合、結果として肌が透けて見えてしまいます。


前髪は毛と毛の間から見える肌が、縦に長ければ長いほど薄い印象を与えます。


そこで提案したいのが、前髪をある程度の重さが出るところまで切らせてもらい

毛流れや毛量を見てどちらかに流す方法です。

こちらのモデルさんをご覧ください。





最初にお伝えした状態の前髪です。が、

M字周りに長く太い毛があるので前髪を作ることは可能です。

ちなみに、ご好意によりM字部分を計らせていただいたところ

縦に７センチ横に６センチでした。



そしてカット後がこちら







M字周りの毛を不自然にならないように調整しながら前に持って来ています。

前髪は毛流れ、癖そして利き腕が右手という事なのでセットしやすいよう左から流します。

カバーするのに必要ない部分は細かく切り分けながら短くカットし

毛量の多い所は薄い所との色の差を近付けるため、すきバサミを入れ

ワイルドになり過ぎないように柔らかい質感に仕上げました。



左右の髪を内に入れるようにドライヤーを当て

前の部分は左から右へ根元を起こしながらふわっと仕上げます。



仕上げはパウダーワックス（詳細はこちらのReportへhttps://www.inti-tokyo.com/inti-report/entry/post-80/

で自然な仕上がりを作りスプレーでしっかり固定して完成です。



いかがでしょうか。

前髪が割れていない、透けていないだけでも人に与える印象は違うものです。

ご自宅でもばっちりスタイリングしていただけるようレクチャーいたしますので

ぜひ、INTIに足を運んでいただければと思います。

同じスタイルの＜後編・O字＞はこちらからどうぞ！https://www.inti-tokyo.com/inti-report/entry/o-3/


INTI大阪　田中

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