スタッフ紹介

小笠原 ゆきこ

小笠原 ゆきこ
YUKIKO OGASAWARA

ポジション INTI 東京 Designer
毛髪診断士
血液型 O型
趣味 映画鑑賞、自然と戯れること
自分の悩み 深読みしすぎてしまう
自分にキャッチ
コピーをつけると
こじらせ女子
他のスタッフからの印象
(よく言われる印象)
はっきりした性格

幼少時代

小笠原 幼少時代1

私は、北海道の札幌市にて一人っ子として誕生し、両親の愛情を一身に受けて育ちました。初めて会う人にも人見知りしなく、気づけばどこに行っても見知らぬ誰かとお喋りしてるか、遊んでいる子供でした。そんな子でしたから、気づけば近所に友達もたくさんでき、朝から晩まで外で遊び回っていました。学校が終わって帰宅するも、すぐに家を飛び出して近くの公園で友達と遊んだり、自転車で走り回ったりと毎日それは忙しい日々を過ごしていました。

外で遊びまわる、おてんばむすめな私にも意外に女の子な部分もあり、裁縫が得意だった母の作ってくれたワンピースが何よりも好きで、ワンピースを着る日だけはおしとやかに過ごしていたのも覚えています。 私も何か作りたい!と、ただ大きなビーズを糸に通しただけのネックレスや、ブレスレットを作ったりもしました。この趣味も母のおかげでどんどん詳しくなり、時間があれば母の裁縫セットを漁り、布を使ったり、ビーズを使ったりと、何かしら作っていました。

小笠原 幼少時代2

遊んでばかりというわけではなく、4歳から母の勧めでクラシックバレエを始め、初めて自分の「好き」「楽しい」という感情に触れました。ただ、好きだからこそできないことが悔しい。もっと上手になりたい。楽しいからこそもっともっと綺麗に踊りたい!とレッスンに没頭していきました。年に一度行われるバレエ教室の発表会も周りの子たちよりも背が大きかった私は目立てる!頑張ろう!!とレッスンを行っていました。思えば、この頃から私の負けず嫌いが発症した気がします。 また、コンクールにも参加はしましたが、残念なことに上がり症の私は賞をもらうことがでいませんでした。この時日々の練習がどれだけ大切なのか思い知らされました。

学生時代

小笠原 学生時代1

そのままクラシックバレエを習い続け気がつけば小学6年生。'年頃の女の子'になっていて周りの子たちもどんどんオシャレになっていき私もイマドキのお洋服はなんなのか、私の好きなものはあるか、、と、ファッション雑誌を読み漁るようになっていました。ただ、当時の私はと言うと髪の毛を切る=母がバツんとオカッパ(決してボブとは言えない) が当たり前で髪の毛を伸ばすと言ってもオカッパがそのまま伸びただけでおしゃれとは言えず、さすがに何か違うと気がつき生まれて初めて美容室に行くことを決意します。

ワクワクしながら雑誌に載ってるヘアスタイル見て、切り抜きを握り締めて美容室に行きました。この時にしてもらった髪型への嬉しさは今でも忘れられません。 今までとは全く違う先細になっている髪の毛。少し巻いてもらってふわふわ可愛くなった自分に見惚れ、気分はどんどん高まっていったのです。 髪型一つで人生が変わり、まるで世界が180度回転したかのようでした。

ここで美容師さんに言われた「美容師はお金を貰ってるのに"ありがとうと言ってもらえるステキな仕事"なのよ」という言葉で、なんて素敵な仕事なんだ!美容師になる !と、美容師を目指すこととなります。

小笠原 学生時代2

時は過ぎ高校も卒業し、札幌ベルエポック美容専門学校に入学。 今まで出会ってきた人達とは全く違う、見た目も派手!チャラそうな人!ギャル!!当時流行ってた森ガール!!お洒落な先輩方、、、正直見た目に圧倒され過ぎてやっていけるか不安になりました。ですが見た目と中身は全く違い、根は真面目な人が多く人生の友人を見つけることとなります。

メイクやセットアップ、美容の全てに携われもっともっと美容が好きになりました。 ワインディングというパーマ巻きのコンテストにも参加しますがことごとく惨敗。負けず嫌いに火がつくも更に惨敗。もう無理なのかな...と友人にも弱音を吐いてしまったこともありました。そんな思いを胸に学生最後に北海道内で最大のコンテストに参加。まさかの準優勝を獲得し、初めて表彰台に登ったのです。幼少期にも学んだ、練習は裏切らないということが私の中で確信に変わりました。

修行時代

小笠原 修行時代1

就職先は、「このまま一生北海道という離島で終わっていいのか?」という強迫観念のような思いから、就職ガイダンスで感銘を受けた神奈川県にある美容室で働き始めます。 一人娘を出してくれた両親には感謝でいっぱいです。

学生時代から得意で、自信のあったシャンプーも先輩にコテンパンに指摘され、最初のスタートからつまずきました。自信があったこともあり、悔し過ぎて直属の先輩に毎日練習をお願いし、入社から1ヶ月後のシャンプーテストにも無事合格。翌日からお客様に入客させて頂きました。この時初めて入らせていただいたお客様に「あなたのシャンプー今までされたシャンプーの中で一番気持ちが良かった」というお言葉をもらい美容師としての喜びを初めて教えてもらいました。

カット技術も、パーマ技術も、カラー技術も、全てシャンプーの合格を皮切りにスタートしたので、最初の1年は週ごとに違うテストを受ける為、毎日が目まぐるしく過ぎて行きました。

入社して1年が経ち、2年目になる頃。今までウィッグ(人形)カットしかできなかったのが、モデル(人頭)カットができるようになりました。初めて人の髪の毛を切る。となると、ものすごい恐怖で切り始めからお帰りになられた後まで、手の震えが止まりませんでした。決して満足できる仕上がりではなかったと思います。ですがモデルさんから「スッキリした!ありがとう!」と感謝の言葉を頂いたのです。 昔言われた"ありがとうと言ってもらえるステキな仕事"だと改めて感じ、もっと満足してもらえるように、私自身の自信に繋がるように、と練習に励みました。

その結果、つまずきながらもトータル3年でスタイリストデビューを果たします。

スタイリスト時代

小笠原 修行時代2

デビュー前日は、ついに明日からスタイリストになるんだ!と、ワクワクが止まらず、夜は全く寝付けなかったのを覚えています。デビュー直後は、カットモデルとして来てくれていた方が沢山来てくださり、嬉しい気持ちで一杯でした。

ですが今までとは違い、お金を頂いて技術を提供するというのはやはり難しいもので、今までは「テストに受かるための練習」でしたが、それでは意味がなく「お客様が満足してもらえる練習」が必要なのだと気付き、即行動。諸先輩方に今のカットはどう切っていたのかを展開図で教えてもらってカットをしたり、◯◯様のカット教えてください!と言って練習を見ていただいたりの連続でした。

少しずつではありますが私を指名してくれる増え、仕事の楽しさを目一杯感じながら目まぐるしく毎日を過ごしていた頃、帰り際お客様に「もう小笠原さんのカットじゃなきゃ嫌なんです。」とお言葉を頂きました。嬉しいというよりも、驚き。まさか自分が、そんなお言葉をもらえるとは思っていなかったので、何か言葉を返さなきゃ...と思いながらも何も言えず私の思考が停止。数秒経ってようやく頭の中を処理して「ありがとうございます」と言うことができました。 この時の嬉しさと言ったら、もう言葉にはできません。

もっと貪欲にお客様の笑顔のために自分の知識をつけよう、初心を忘れない美容師でいようと決意します。「ありがとうと言われるステキな仕事」という言葉が頭から離れることはなく、ずっと私の胸の中にあり私が美容師という仕事をする理由はこれなんだと確信しています。 INTIと私が出会えたのも、「ありがとうと言われる仕事」という点からではないかなと感じております。

INTI時代

スタイリストになって数年が経ち、お客様の施術をしていてふと思いました。
美容師を目指すきっかけとなった「ありがとうと言ってもらえる素敵な仕事」を私自身できているのだろうか?と。
日々ご来店頂くお客様には感謝しかなく、充実感もありましたがどこかマンネリしているような、モヤモヤとした感覚で過ごしていました。

そんな時にINTIに出会ったのです。
コンセプト、ヘアカタログ、スタッフの言葉、どれをとっても驚きでした。特にヘアカタログはカットだけのはずなのになぜ?と、疑問ばかり。
「こんなにハッキリとしたコンセプトのお店と技術があるんだな」とINTIの門を叩くこととなります。
代表の宮本のお話を聞く機会があり、真っ直ぐな人柄・言葉に感銘を受けINTIの一員となることを決意し入社しました。

毎日多くのお客様が来店するINTIは、お客様のお悩みに沿った丁寧なカウンセリングに施術。INTIでは当たり前の気遣いに圧倒されました。
スタッフは全員がご来店される方のお悩みを軽減しよう!お気持ちが軽くなるように!と毎日一生懸命働いていて私もそうなりたい、と以前よりも強く思うようになりました。

実際にお客様を担当させて頂いて多くの方に「ありがとう」と言っていただけます。
まだまだ私は未熟者かと思います。ですが、目の前にいるお客様を最善の状態でお帰りいただけるよう一生懸命、施術を行っています。
INTIのヘアカットはとてもこだわりがあり、デザインもとても大事にしています。
「ありがとうと言われる仕事」という言葉を胸に沢山の方に感動してもらえる技術を提供していきたいです。

「ヘアデザインで人生を変える」

お客様の人生も、私の人生も180度変えられると信じて、これからの美容師を邁進して行きます。

INTI report - 小笠原 ゆきこ

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