スタッフ紹介
大貫 郁斗

大貫 郁斗
IKUTO ONUKI
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自分にキャッチ コピーをつけると |
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他のスタッフからの印象 |
幼少時代

茨城県取手市のとある病院で、私は長男として生まれました。 けれど、初めての「登場」は少しばかり手こずった。 へその緒が首に巻きつき、なかなか出てこない私を、看護師さんは母のお腹に馬乗りになって押し、最後は吸引分娩。すっぽんのような器具でようやく引っ張り出されたらしい。まるで最初から、何かに抗いながらも一歩踏み出す人生が始まっていたのかもしれません。

小学生になると体を鍛えるために水泳を始め、父の影響で野球にも出会いました。 初め水が怖かった私ですが運動神経は良く、やがて記録会で何度も賞をもらうほどになり、野球ではエースピッチャーを任されるまでになった。試合を作るのも壊すのも自分次第な責任の重いポジション。でも、試合の主導権を握るあの感覚は、私の中に強い「自信」という芯を育ててくれました。
学生時代

中学生になると私は当然野球部に入部し頭を丸め、坊主頭でグラウンドに立ちました。 だけど、ここで初めて今までセンスでどうにかなってきた力が通用しない現実にぶつかりました。 周りの選手たちは皆、背が高く体格も良かった。小柄な私の力では歯が立たなかったのです。 さらには中学2年の秋、野球肘を患い、ボールを投げるたびに肘に激痛が走りました。最後の大会まで9ヶ月。怪我と完治が間に合わないのではないかと絶望しました。 それでも私は、諦めませんでした。
マネージャーとしてチームを支える中で、見えなかった景色が見えるようになり、復帰した時、レギュラーとしてグラウンドに立つために「バント」という地味な技術に活路を見出しました。 バントとは出塁したランナーを自分がアウトになる代わりに進塁させる技術であり 「チームのために自分を犠牲にするプレー」それが、私の強みになりました。 最後の大会、背番号「4」のユニフォームを着て私は再び球場のグラウンドに立ちました。 9番セカンドというポジションであの瞬間、私は「努力すること」の意味を初めて理解した気がします。

しかし高校では野球をしませんでした。 理由はシンプル。「モテたかった」からです。 ずっと坊主だった僕は、髪を伸ばし、かっこいい髪型をしてみたかったのです。 選んだ部活はバレーボール部。3年生になった時にはキャプテンを任され、仲間をまとめる責任の重さを知りました。
そして、転機が訪れます。 人生で初めて美容室に行ったその日、美容師さんが私の髪をかっこよくしてくれました。 優しい話し方、プロの手つき、その姿がとても輝いて見えたのです。 「僕も、こんなふうになりたい」 それが、美容師を目指すきっかけでした。 美容学校に入り、私は「カット、ワインディング、オールウェーブ、国家試験3大課題であるその3つの校内コンテスト全てで1位を取る」と心に決めました。
しかし現実は甘くなく、自分よりセンスのある人たちばかり。 でも、私は知っていました。努力の力を。 朝早く学校へ行き、放課後も1人、家に帰ってからも夜遅くまで、休みの日もとにかく手を動かしました。 その努力は実り、2年間全てのコンテストで一度も1位を取りこぼすことなく「最優秀技術者」として卒業できました。
修行時代
順調に美容師国家資格を取得し、私は表参道のレディースサロンで2年半働きました。 女性のロングヘアを美しく仕上げるカラーリング、髪質改善など流行の最先端の現場。 薬剤の知識、髪の状態の見極め、カウンセリング術、snsの運用などモデルさんをとにかくやって多くの技術を叩き込まれました。 1年が経った頃私はメンズに興味を持ち始めます。 どうしてもメンズをやらせて欲しいとお店に頼み男性のカットモデルを始めました。するとカットでシルエットがすべて決まる男性のカットは女性のカットよりも難しく私はそこに面白みを感じ、そこからレディースと並行してメンズのモデルさんもたくさんやりました。
スタイリスト時代
その結果約2年でスタイリストデビューしました。 わかってはいましたが当然レディースサロンなのでメンズの集客はほとんどありません。女性のロングの髪の毛を施術する毎日。 でも、心の奥にずっとあったのは「自分がやりたいことは、これじゃない」という想いです。
そうして僕は出会いました。 薄毛男性専用の美容室INTI。 他がやっていない技術。だからこそ、勝機がある。そう確信して飛び込みました。 毎日想像を超える忙しさ。でもそれ以上にそこにはお客様の笑顔がありました。 髪が変わるだけで、人の表情がこんなにも変わるその奇跡を、毎日目の当たりにしています。 これから私は何年何十年と美容師としてこの手で誰かの人生を変え、自信を支えていくのだとそう心に誓いながら毎日営業しております。
これからINTIにご来店されるすべてのお客様に、私の持てるすべての技術と想いを込めて施術させていただきます。 あなたの"髪の物語"にそっと寄り添わせてください。